膝変形性関節症に対する膝神経標的低侵襲介入の有効性と安全性:メタアナリシス
Efficacy and safety of minimally invasive interventions targeting the genicular nerves for knee osteoarthritis: A meta-analysis
JOURNAL
Osteoarthritis Cartilage
Osteoarthritis and Cartilage
YEAR
2025
Vol.33 No.5:535-547
IMPACT FACTOR
9.0
ジャーナル IF
CITATIONS
2
被引用数
AUTHORS
Almeida M, Saragiotto BT, Hunter DJ, Dorio M, Duong V, Dutta R, Deveza L
OVERVIEW — 概要
本メタアナリシスは、膝OAに対するgenicular nerveを標的とした低侵襲治療(RFA、GNB、cryoneurolysis)の有効性と安全性を評価した。25件の試験(n=2049)を対象とし、エビデンスの確実性は一貫して低〜非常に低かった。RFAは4週および12週でシャムと比較して中程度の短期的な疼痛緩和を示す可能性があったが、24週および48週では効果が持続せず、機能改善も認められなかった。GNBのエビデンスは非常に不確実であり、単一の試験で4週時点でのわずかな疼痛軽減と中程度の機能改善が示唆されたのみであった。Cryoneurolysisについては、非常に確実性の低いエビデンスが短期的な疼痛と機能に最小限の効果を示唆した。低侵襲治療とシャム/プラセボの間で重篤な有害事象に差はなかった。
CONCLUSION — 結論
膝OA管理におけるRFAの使用を支持するエビデンスは非常に不確実であり、短期的な利益はわずかで持続しない。現在のデータは確実性が非常に低いため、より強固なエビデンスが得られるまで、RFAの日常的な使用は推奨されない。
主要な知見
詳細はPubMed PMID: 40054598 を参照
Dr.Pain のコメント
GNBは膝OAの疼痛管理において有望な選択肢だが、本メタアナリシスではRFAに焦点が当てられ、GNB単独のエビデンスはまだ不十分であることが示唆された。今後の研究でGNBの長期的な有効性と安全性が確立されることを期待する。
臨床的示唆
膝関節OAに対するGNBの最新エビデンスを臨床に活用する。
アブストラクト(原文)
Efficacy and safety of minimally invasive interventions targeting the genicular nerves for knee osteoarthritis: A meta-analysis
MeSH TERMS
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