医療未来図書館

Medical Future Library

未来医療を、静かに測る場所。

この図書館について

クリニックの一角に、小さな本棚をつくりました。

そこには、老化、記憶、がん、痛み――医学の"未来"を考える本を並べています。

この連載は、その棚から始まります。

本を紹介し、そこに書かれた主張を科学的に検証し、臨床医としての距離で整理する。希望を語るだけでもなく、否定するだけでもない。

未来医療を、静かに測る場所。

深海の図書館

十の棚

この図書館は、10の領域から医学と知の世界を見つめます。

書架

一冊ずつ、棚に置いていきます。

筋肉は語る:マイオカインが解き明かす健康長寿の分子機構
Ⅹ-28

筋肉は語る:マイオカインが解き明かす健康長寿の分子機構

― 青井渉『筋肉はすごい:健康長寿を支えるマイオカイン』を読む ―

筋肉は単なる運動器官ではない。収縮するたびに「マイオカイン」と呼ばれるホルモン様物質を分泌し、脳・肝臓・脂肪・腸・免疫系に働きかける「分泌臓器」だ。本書は京都大学の青井渉教授が、医学・栄養学・スポーツ科学の最前線から筋肉の驚くべき機能を解き明かす。サルコペニア、がん予防、認知症抑制、アンチエイジング——筋肉を鍛えることは、全身の健康を守る最も根拠ある投資である。

約10分読む
疲れは「脳の錯覚」だ:IAP呼吸と身体輸送が解く超回復の科学
Ⅹ-29

疲れは「脳の錯覚」だ:IAP呼吸と身体輸送が解く超回復の科学

― 山田知生『スタンフォード式疲れない体』を読む ―

疲れは「身体の限界」ではなく、「脳の錯覚」である。世界最高峰のアスリートを指導するスタンフォード大学アスレチックスのトレーナー・山田知生氏が、スポーツ科学・脳神経科学・東洋医学の知見を統合して導き出した「超回復メソッド」。核心はIAP(腹内圧)を活用した呼吸法と、身体輸送の最適化。疲れを殡めるのではなく、疲れない身体を設計するという発想の転換が、アスリートからビジネスパーソン、慈善活動家まですべての人に役立つ。

約10分読む
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