Ⅳ-01免疫の意味論多田富雄免疫は「自己」をどう決めるのか― 多田富雄『免疫の意味論』を読む ―身体的に「自己」を規定しているのは脳ではなく免疫系である――多田富雄は免疫学の側から「自己とは何か」を問い直す。胸腺での選別、サイトカインという言語、スーパーシステムとしての免疫、そして解体される自己。約5分読む
Ⅳ-02美しき免疫の力ダニエル・M・デイヴィス免疫学の知は、どのように紡がれてきたのか― ダニエル・M・デイヴィス『美しき免疫の力』を読む ―自然免疫の再発見、樹状細胞の発見、免疫チェックポイント阻害薬の誕生――免疫学の歴史は、良質な問いを立て続けた科学者たちの知の連鎖の物語である。約4分読む
Ⅳ-03エレガントな免疫マット・リヒテル免疫は、なぜ暴走し、いかに均衡を取り戻すのか― マット・リヒテル『エレガントな免疫』を読む ―ホジキンリンパ腫、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、HIV――4人の患者の物語を通じて、免疫の「エレガンス」が攻撃力ではなく均衡にあることを描く。約4分読む
Ⅳ-04がん免疫療法の突破口チャールズ・グレーバーがん免疫は「制御」できるのか― チャールズ・グレーバー『がん免疫療法の突破口』を読む ―100年以上にわたり「いかがわしい治療法」と見なされてきたがん免疫療法が、いかにして科学的ブレイクスルーを成し遂げたか。アリソンと本庶佑の物語。約4分読む
Ⅳ-05免疫と「病」の科学宮坂昌之・定岡恵なぜ「治らない炎症」が万病を引き起こすのか― 宮坂昌之・定岡恵『免疫と「病」の科学』を読む ―がん、糖尿病、動脈硬化、認知症――現代人を悩ませる多様な疾患の共通基盤は「慢性炎症」である。免疫棚の最終章は、この「サイレントキラー」を解き明かす。約4分読む