1a — システマティックレビュー(RCT)Systematic ReviewMeta-Analysis

成人CRPS-I患者における薬理学的治療:ランダム化比較試験のシステマティックレビューとメタアナリシス

Pharmacological treatment in adult patients with CRPS-I: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials

JOURNAL

Rheumatology

Rheumatology (Oxford)

YEAR

2022

IMPACT FACTOR

4.4

ジャーナル IF

CITATIONS

62

被引用数

AUTHORS

Fassio A, Adami G, Rossini M, Gatti D, Viapiana O, Idolazzi L, Benini C, Bertoldo E, Vantaggiato E, Dejaco C, Fassio A

OVERVIEW — 概要

成人CRPS-I患者を対象としたRCTを網羅的に収集・統合したSR/MA。ビスホスホネート(パミドロン酸・アレンドロン酸など)が疼痛スコアを有意に改善し、現時点で最もエビデンスの高い薬物療法と結論づけられた。ケタミンも中程度の疼痛軽減効果を示したが、エビデンスの質は中程度。カルシトニンやコルチコステロイドは有意な効果を示さなかった。

CONCLUSION — 結論

CRPS-Iに対する薬物療法において、非経口ビスホスホネートが最も強いエビデンスを持つ第一選択薬である。ケタミンは難治例への追加選択肢として有望だが、長期効果の評価には更なる大規模RCTが必要。

主要な知見

01

非経口ビスホスホネートがCRPS-Iの疼痛を有意に軽減(第一選択薬として推奨)

02

ケタミンも疼痛軽減効果を示したが、エビデンスの質は中程度

03

カルシトニン・コルチコステロイドは有意な効果を示さなかった

Dr.Pain のコメント

"

CRPSの薬物療法において、ビスホスホネートが最もエビデンスの高い選択肢であることが示された。骨代謝への作用だけでなく、神経炎症抑制・RANKL経路への影響が疼痛緩和に寄与すると考えられる。ケタミンとの組み合わせも難治例では有望な戦略である。

Dr
Dr.Pain — 医療未来図書館 館長

臨床的示唆

CRPS-Iの薬物療法では、まずビスホスホネート(パミドロン酸・アレンドロン酸など)を検討する。ケタミンは難治例への追加選択肢として位置づけられる。

アブストラクト(原文)

CRPS-Iの薬理学的治療に関するRCTのSR/MA。ビスホスホネートがVAS/NRS疼痛スコアを有意に減少させ、第一選択薬として推奨される。ケタミンも疼痛軽減効果を示した。

MeSH TERMS

Complex Regional Pain SyndromesBisphosphonatesKetamineRandomized Controlled Trial
#CRPS#複合性局所疼痛症候群#ビスホスホネート#ケタミン#薬物療法#SR/MA

論文へのアクセス

※ 全文閲覧にはジャーナルの購読が必要な場合があります。PubMed Central (PMC) で無料公開されている場合はPubMedページからアクセスできます。

関連論文(3件 / 関連度順)