膝変形性関節症疼痛治療のための膝動脈塞栓術:系統的レビューとメタアナリシス
Genicular artery embolization for treatment of knee osteoarthritis pain: Systematic review and meta-analysis
JOURNAL
Osteoarthr Cartil Open
Osteoarthritis and Cartilage Open
YEAR
2023
Vol.5 No.2:100342
IMPACT FACTOR
2.8
ジャーナル IF
CITATIONS
82
被引用数
AUTHORS
Taslakian B, Miller LE, Mabud TS, Macaulay W, Samuels J, Attur M, Alaia EF, Kijowski R, Hickey R, Sista AK
OVERVIEW — 概要
本系統的レビューとメタアナリシスは、膝変形性関節症(OA)疼痛治療における膝動脈塞栓術(GAE)の安全性と有効性を調査した。GAEは99.7%の症例で技術的に成功し、軽微で一過性の合併症は少なかった。疼痛VASおよびWOMACトータルスケールで報告された膝症状の改善度は、1年間の追跡期間で確立されたMCID(最小臨床的意義のある差)値を超えた。再治療率は低く、単一のGAE手技後の治療の持続性を示唆する可能性がある。ベースラインの膝疼痛重症度が高い患者ほどGAEへの反応性が高い可能性が示唆された。
CONCLUSION — 結論
限られたエビデンスではあるが、GAEは膝OA症状の改善と関連しており、確立されたMCID値を超える安全な手技であることが示唆される。ベースラインの膝疼痛がGAEへの反応性と関連する可能性が示唆されたが、この仮説はさらなる研究を必要とする。
主要な知見
詳細はPubMed PMID: 36865988 を参照
Dr.Pain のコメント
GAEの安全性と有効性を示すメタアナリシスであり、特にベースラインの疼痛重症度と反応性の関連性を示唆している点は興味深い。しかし、症例シリーズが主体であり、比較対照研究が少ないため、今後の大規模RCTによる検証が待たれる。
臨床的示唆
膝関節OAに対する膝OAに対するGAEの最新エビデンスを臨床に活用する。
アブストラクト(原文)
Genicular artery embolization for treatment of knee osteoarthritis pain: Systematic review and meta-analysis
MeSH TERMS
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